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SFC 七夕祭－花火のお話 ----1章：花火を打ち上げたいという思い------- |
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川村が実行委員長、そして私が新企画担当という形で準備がはじまった。（他にもいろいろ担当がいて祭りを支えていたが、私自身たずさわったのは新企画担当だけなので、それにフォーカスしてお話をする。）
やぐらは第1回・第2回と登場しているので、新企画＝花火 である。一部では”打上花火は第1回から始めた”とされているが、正確ではない。たしかに”花火”は第1回からあるが、1回・2回の花火は細い手持ちの筒から10mぐらいあがる”夏の海岸で高校生があげるような玩具花火”である。残念ながら打上花火ではない。 私がそのような打上花火をイメージできたのは、高校の時の体験が大きい。私の出身高校の文化祭（香稜祭という）では、祭の最後に花火が上がる。打上花火は業者に委託しているが、仕掛け花火やそれに伴うイベントはすべて生徒たちが自主的に準備しているものだ。文化祭の花火係といえば花火係就任＝浪人決定 といわれるぐらい激務なのだ。 私の心の中では、香稜祭で見た漆黒の夜空に花開く花火をこのSFCで実現したいという思いがあった。そしてそれができるという確信もあった。 |
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七夕祭：花火のお話 Copyright 2003 Mitsuteru Tashiro |