SFC七夕祭・花火のお話

SFC　七夕祭－花火のお話

----7章：資金集め-----

　届け出の範囲である75発をフルに打つと大体40万円程度になる。しかし、七夕祭の当時の予算は50万円程度である。花火だけですべてが終わってしまう。

　そこで、私が次の宿題としてもったのが、スポンサーを集めて15万円を確保すること。15万円で10連発３式（9万円）と2.5寸が30発打てる計算だ。

　15万円ぐらいすぐに集まるとおもったが、これがなかなか難しかった。スポンサー集めは年を明けて1992年4月、七夕祭実行委員会が正式に立ち上がったころからはじめた。しかしなにせ”海のものとも山のものともわからない祭”である。このときのキャッチコピーは”今年もやります。七夕祭。来年やるかどうかすら定かでない祭り。しかもただでさえ地元湘南台では”SFCは祭りが多くてて、スポンサーになってくれとうるさい”と評判がたっているところだった。一生懸命お店を回ったが全然お金が集まらなかった。

　2ヶ月苦労してやっと集まったのが9万円。私の記憶が正しければ、SFC事務局の清水課長・高野さん・1期生の高橋さん、2期生の川村と私で、合計6万円を出し合って、なんとか15万円を確保した、と思う。

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